impressible

漫然

なーはもし、大切な人が先に逝ってしまったら、
「悲しい」「寂しい」と言う想いと同時に
「うらやましい」「逝けてよかったね」
と言う想いを抱くに違いない。

ただ祈る。
その人がブループリント<設計図>通りに修行を完了したことを。
枷が取り払われ、自由になることを。
ただ、安らかな気持ちでいられることを。


なーはずっと、自分の世界が終わる日を待っている。

自殺はしない。
自分から死に易い方向に行くこともしない。

変態さんに辱められて死んでしまうのはごめんだし。
前みたいに事故にあったりしても死に損ねて、
もっと重い枷を背負うのもごめんだし。


なーが、前の事故で奇跡的に身体障害者にならなかったのは。
なーはその枷を抱えて進むことは出来なかったから。
重さに耐えかねて潰れてしまうことが分かっていたから。
だから周りはなーにその枷を与えなかった。
ただそれだけのこと。


自分が死んでも誰も悲しんでほしくない。
自分はやっと解放されるのだから。

でもきっと、親も、友達も、恋人も、
悲しんでしまうのだろうなぁ。と思う。

だからなーはただ漫然と生きる。
自分が運命た終わりを待って。
自分が死んだら悲しむ人が先に逝ってしまうのを待って。


なーは何にしがみついているのだろう。
何に苦しんでいるのだろう。
こんなにも幸せなのに。
こんなにも恵まれているのに。

ただ生きていると言うことはどうしてこんなにも苦しいのだろう。
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by nonbike | 2009-05-29 15:43 | heavy or negative
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